Yukaのバンクーバーカフェ日記

超然と一歩ずつ前へ! バンクーバーのカフェで働くYukaのゆるゆる日記

#065 WANIMA

年越しのこと

紅白初出場だったWANIMA、

実はばあちゃん家のご近所さんだったことを

天草に帰って道路沿いにある横断幕を見て知った。

 

ばあちゃんが裏と呼ぶ地区(自分家の山裏にあるから)に

じいちゃんが昔通っていた小さなパチンコ屋さんがあって

そこの2階で練習をしていたらしい。

 

WANIMAを知ったのは、カナダに居た時のこと。

最近ハマっとるバンドがおるんよねーと

友達に見せてもらったMV

私はそれを観た瞬間に

これ絶対天草や!!!!!とすぐにわかりました。

案の定バンドの2人は天草出身ということがわかり、

しかもその歌は亡くなったおじいちゃんを歌った曲でした。

 

その時私自身もちょうどじいちゃんを亡くしたばっかりで

しかもカナダにいたせいでお葬式に参加することもできず

寂しい思いをしていた時でした。

やりたいことをやっと叶えられた時でもあったので

自分を責めることもできず、でもどうすることもできなくて

だからこそ、その境遇にかなり慰められたのです。

 

だからこの歌は、私のじいちゃんの歌でもあります。

 

そんなバンドが紅白に出るということで、

ばあちゃんにこの思い出の曲を教えてあげることにしました。

 

MVを観ながらばあちゃんも地元の海が写っていることに気づいたようで

『ほら!ここ!裏の海が写ってる!』と言いたいのだけど

画面の展開が速すぎて、

『ほう!ほう!(ほら!ほら!)』と指さすのを

私も『どう?どう?(どれ?どれ?)』としか返すことができず

お互いの慌てふためく姿が面白くて

2人で腹抱えて笑ったのでした。

 

楽しい幸せなひと時でした。

 

私のじいちゃんも縁側でたばこぷかぷかさせながら

鳥の世話をするのが好きでした。

 

1106 by.WANIMA

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