Yukaのバンクーバーカフェ日記

超然と一歩ずつ前へ! バンクーバーのカフェで働くYukaのゆるゆる日記

#086 ハロウィン

今年のハロウィンは、何事もなく平穏に通り過ぎた。カナダにいる時は原因不明の体調不良に襲われ、去年なんかは流行先取りのインフルエンザにかかった。

 

毎年ハロウィンになると、カナダに到着したあの高揚感を思い出す。そして切なくなって、今の自分を思い返す。

 

でも今年は私一人では何も思い出せなかった。

 

今年のハロウィン前日、ある生徒が日付を見てニヤニヤ笑っていた。

どうしたの?と尋ねると、

 

先生、毎年ハロウィンには体調を崩すって去年の今日言ってましたよね

でも今年のハロウィンは大丈夫な気がする!なんて言ってたら

次の日インフルエンザで学校来れなかったんですよ!

 

って教えてくれた。

 

私はまったくそのことを忘れていて、

そういえばそうだったな!と心から懐かしく思った。

 

そういえばそうだったね!

でも今年こそは、本当に大丈夫な気がする!

 

と言うと、

 

いやいや!それがダメなんです!

とクラスに嗜まれた。

 

私はカナダの、あの高揚感を

もう思い出せなくなっていた。

だからこそ、思いがけない人に思い出させてもらえることが、幸せだなと思う。

 

あの時の気持ちは忘れちゃいけないってことだ。

だからこそ、ハロウィンには毎年思い出すことにする。

 

やりたいこと、とことんやってやるぞ!

そのために全てを投げ打ってでも挑戦するぞ!

と強気で福岡を飛び出した日のこと、

やっぱり忘れてはいけない。

あの日があってこその、私。

 

しっくりこない日はまだまだ続くが、

次はどんな目標にしようか

もう一回考えてみよう