Yukaのバンクーバーカフェ日記

超然と一歩ずつ前へ! バンクーバーのカフェで働くYukaのゆるゆる日記

#092 教師という仕事

日本に帰ってきてずいぶん経つのに

ブログのタイトルを変えられないでいる。

 

もう、カフェ日記といえる生活から離れて4年半。

教師という仕事をしてそんなにも経つのか

バンクーバーを離れてそんなにも経つのか

 

今の仕事に誇りをもっているけれど、

やっぱりタイトルは変えない。

 

中学校の英語教師として、担任をもって約3年。

来月、はじめての卒業生を見送る日を迎えます。

教師という職業は、生徒としてみていた時よりも、ずっと難しく

ずっと奥深く、報われず、

小さな喜びに満ち溢れている。

 

報われない日が9割、

小さな喜びに騙されてやりがいを感じる日が1割。

正反対の日が、どちらも子どもによってもたらされる。

教えるばかりの日が、

ふと成長している姿を目の当たりにする日が訪れ、

気づけば彼らから学ぶ日に変わる。

 

子ども嫌いの私が、子どもとともに成長できる日々に魅了され、

その集大成を見る日が、もうすぐ来る。

わくわく、よりも不安が大きい。

もし、私の思っていたものより小さかったらどうしよう。

もし、私の思っていたものと違ったらどうしよう。

まだ見ぬそれを、今か今かと待ちわびている。

 

ふと、バンクーバーの日々を思い出しては、

本当にここでよかったのかと、思って仕方なくなる。

仕事帰りに昼寝したベンチとか、

どうしても写真に収めたくなる空とか、

心地よい風も、輝く海も、

かけがえない友と過ごした毎日も、

恋しくて恋しくて

あの日に戻りたくて仕方なくなる。

 

そろそろ、バンクーバーに旅した本当の理由の、

突き詰めた場所を訪れる日が来る。

それが3月12日、

私は一体何を感じるのかな。

 

やっぱり少し怖いけど、

もう少し自分の仕事に向き合ってみたいとふと思い、

ここに記しました。