#100 母になって
記念すべき100回目が、出産して初の記録。
去年の7月に娘を産んで、10ヶ月が経った。
復職を前に、所謂保活中のエピソード。
今日は4軒目の保育園見学。
娘も慣れてきたようで、初対面の先生方に手を差し出してタッチをする。
その様子を見て、私も少しずつ娘が保育園に行く姿を想像できるようになって、はきた。
ただ、親にとっても子離れは簡単なことではない。
自分がした決断でも、たった1年で仕事に復帰することが本当にいいのか、特に娘を思うと気持ちがぐらぐら揺らぐ。
帰宅して、娘はいつになく私から離れなかった。
コアラのように抱きついて、離そうとすると泣いて抱っこをせがむ。
月齢的に割と普通ではあると思うけど、それでもいつもとはちょっと違う感じ。毎日一緒にいるからこそわかる違い。
お風呂に入って身体を洗い、一息湯船に浸かると、やっぱりコアラのように離れない。
その時ふと、
娘は娘なりに、何かを感じ、何かを伝えようとしているのではないか、
これから自分が保育園という場所に行って、母親と離れることをわかっているのではないか、という気になった。
だから私は
そろそろ娘が保育園に行くこと
そして母である私は仕事をすること
私が仕事をするのは、自分で自分を好きでいるため
自分を好きだと自信をもてる私で、娘に向き合いたい
ということを、伝えるべきタイミングだと思った。
たとえまだ言葉を話さない赤ちゃんだとしても。
そして、
もし、好きでいるための仕事のせいで、自分を嫌いになりそうになったら、私は仕事を辞める。
自分を好きでいるための別の道を探す
ということも伝えた。
普段は遊びに夢中で話半分の娘も、
今日は少しだけ真剣に聴いているように見えた(贔屓目万歳)。
教師という仕事は素晴らしい。
授業は楽しいし、英語教育で少しでも貢献できることがあるなら、
私の今までの経験が活かされる、やりがいのある仕事だ。
それでも、いちばん大切なのは、
その仕事をしている自分が好きか、ということ。
それを見失ってまで、やっていい仕事なんてない。
復職する前に残しておきたくて、久々に書き留めました。
いつかまた、この記事が、
疲れた時に一度立ち止まり、また歩み始めるための糧となりますように。