Yukaのバンクーバーカフェ日記

超然と一歩ずつ前へ! バンクーバーのカフェで働くYukaのゆるゆる日記

#100 母になって

記念すべき100回目が、出産して初の記録。

 

去年の7月に娘を産んで、10ヶ月が経った。

復職を前に、所謂保活中のエピソード。

 

今日は4軒目の保育園見学。

娘も慣れてきたようで、初対面の先生方に手を差し出してタッチをする。

その様子を見て、私も少しずつ娘が保育園に行く姿を想像できるようになって、はきた。

 

ただ、親にとっても子離れは簡単なことではない。

自分がした決断でも、たった1年で仕事に復帰することが本当にいいのか、特に娘を思うと気持ちがぐらぐら揺らぐ。

 

 

帰宅して、娘はいつになく私から離れなかった。

コアラのように抱きついて、離そうとすると泣いて抱っこをせがむ。

月齢的に割と普通ではあると思うけど、それでもいつもとはちょっと違う感じ。毎日一緒にいるからこそわかる違い。

 

お風呂に入って身体を洗い、一息湯船に浸かると、やっぱりコアラのように離れない。

 

その時ふと、

娘は娘なりに、何かを感じ、何かを伝えようとしているのではないか、

これから自分が保育園という場所に行って、母親と離れることをわかっているのではないか、という気になった。

 

だから私は

そろそろ娘が保育園に行くこと

そして母である私は仕事をすること

私が仕事をするのは、自分で自分を好きでいるため

自分を好きだと自信をもてる私で、娘に向き合いたい

ということを、伝えるべきタイミングだと思った。

たとえまだ言葉を話さない赤ちゃんだとしても。

 

 

 

そして、

 

もし、好きでいるための仕事のせいで、自分を嫌いになりそうになったら、私は仕事を辞める。

自分を好きでいるための別の道を探す

ということも伝えた。

 

 

普段は遊びに夢中で話半分の娘も、

今日は少しだけ真剣に聴いているように見えた(贔屓目万歳)。

 

 

 

教師という仕事は素晴らしい。

授業は楽しいし、英語教育で少しでも貢献できることがあるなら、

私の今までの経験が活かされる、やりがいのある仕事だ。

 

それでも、いちばん大切なのは、

その仕事をしている自分が好きか、ということ。

それを見失ってまで、やっていい仕事なんてない。

 

 

 

復職する前に残しておきたくて、久々に書き留めました。

 

いつかまた、この記事が、

疲れた時に一度立ち止まり、また歩み始めるための糧となりますように。